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  1. 核開発 被爆から目を背けず2

    これまで数回にわたり「祈りの油彩~未体験画家が描く戦争~」をテーマに作品を紹介してきました。最後に紹介するこの絵は,前回紹介した作品と同じシリーズの絵です。核実験が行われた米ニューメキシコ州砂漠地帯を,長崎,広島の画家たちと訪れた時の作品です。

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  2. 核開発 被爆から目を背けず1

    私は,毎年長崎原爆の日の前後に,地元の美術仲間たちと一緒に「ながさき8・9平和展」の開催に関わってきました。一般から寄せられた美術作品を展示して戦争や平和への思いを表現するものです。

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  3. 特攻 前途奪われる無念さ

    長崎市の中学校に勤務していた20年以上前には,生徒たちと修学旅行で鹿児島県の薩摩半島の南にある「知覧特攻平和会館」にも行きました。沖縄戦が始まると南方の最前線では,戦闘機で敵艦船に体当たりする特攻作戦が激しくなりました。隊員たちは10,20代の若者たちが中心です。

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  4. 沖縄 残酷な地上戦憂える

    私が50代のころ校長を務めた壱岐市立の中学校では,2年生の生徒たちと,国内で最大の地上戦があった沖縄にも行きました。終戦前に米軍が上陸し,3か月の地上戦があった沖縄は,長崎の原爆とは異なる悲惨さがあります。

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  5. マリア像 無残な姿やるせない

    原爆によって旧浦上天主堂は破壊され,がれきの中からマリア像の頭部だけが見つかりました。熱戦によって頬と髪は黒く焼け,目は空洞になりました。今は「被爆マリア」と呼ばれます。自らを犠牲にし原爆がもたらした惨状を私たちに伝えようとしたのでしょうか。

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  6. 爆心地 平和な世静かに願う

    1945年8月9日,長崎市松山町の長崎造船所が所有していた空き地の上空500mで、原爆がさく裂しました。今は爆心地公園として原爆落下点を示す標柱と石碑がひっそりと置かれています。この絵はここで祈る人々の姿に着想を得ました。右上には青白い光があり、中心に十字架を掲げる人がいます。

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  7. 祈りの油彩1~未体験画家が描く戦争

    この作品は、縦55cm、横75cm。赤みがかる空の下を人影がうごめく。2010年に手がけた。画題はつけていない。被爆して焦土となった長崎の街や大地を思い描きました。惨禍の中でも、人々が懸命に生き抜こうとしている姿です。

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  8. 第2回「風頭平和美術展」開催中

    梅雨明けと共に厳しい暑さがやってきました。皆様お元気ですか?このような状況の中ですが,8月1日より風の大地美術館では、第2回「風頭平和美術展」を開催中です。なかなか美術館へも来館いただけない状況ですので,ホームページにて作品を紹介していきます。

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  9. 島の小さな教会「冷水教会(新上五島町)」

    新型コロナウイルスがまだ収まらない状況の中で.世界中の人々は一日も早い終息を願っています。風の大地美術館も沈静化と平安を願い作品を展示しています。当初7月の展示を予定していた「島の小さな教会シリーズ」は9月に開催します。今回紹介するのは新上五島町にある「冷水教会」です。

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  10. 空・海はつながっている。心を世界につなげよう~感染撲滅を願って~

    雨の多い時期になりました。風頭公園のあじさいが雨にぬれ色鮮やかに咲いています。6月になり,長崎県もほぼ日常の生活に戻りつつあります。しかしコロナウイルスの感染が続く中,世界中の人々が悩み苦しんでいます。こうした状況の中でも,ほっとする話題も伝わってきます。

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