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ウエダ清人て「時の旅人」シリーズ始まる

風頭公園の桜も満開となり,連日多くの人々が訪れ,一年で一番賑やかな季節です。「風の大地美術館」にも花見に訪れた方々が来館してくださり賑わいました。さて4月から新しい展覧会が始まっています。今回のテーマは「時の旅人」シリーズです。この展覧会に寄せての思いを紹介させていただきます。

ウエダは,東京で生活していた25歳から28歳の3年半に遺跡の発掘調査に従事していました。特に近代美術館前の遺跡,墨田区の青砥(あおと)遺跡での発掘経験は,ウエダのその後の制作の大きな礎となっています。

また,壱岐市での4年間の生活で見た「原の辻遺跡」は,「時の旅人」シリーズの表現に大きな影響を及ぼしました。古代人が大地の上で喜ぶ姿,月夜を旅する姿等は,ウエダの持ち味が十分感じられます。

今回は,本美術館を訪ねていただいた皆様に,時の旅人の一人になって作品を鑑賞していただければ幸いに思います。

風頭公園はとても美しく気持ちの良い季節になりました。お時間のある時にぜひお散歩がてらお出かけください。

佳那衣

 

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