アーカイブ:2020年 8月

  1. 沖縄 残酷な地上戦憂える

    私が50代のころ校長を務めた壱岐市立の中学校では,2年生の生徒たちと,国内で最大の地上戦があった沖縄にも行きました。終戦前に米軍が上陸し,3か月の地上戦があった沖縄は,長崎の原爆とは異なる悲惨さがあります。

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  2. マリア像 無残な姿やるせない

    原爆によって旧浦上天主堂は破壊され,がれきの中からマリア像の頭部だけが見つかりました。熱戦によって頬と髪は黒く焼け,目は空洞になりました。今は「被爆マリア」と呼ばれます。自らを犠牲にし原爆がもたらした惨状を私たちに伝えようとしたのでしょうか。

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  3. 爆心地 平和な世静かに願う

    1945年8月9日,長崎市松山町の長崎造船所が所有していた空き地の上空500mで、原爆がさく裂しました。今は爆心地公園として原爆落下点を示す標柱と石碑がひっそりと置かれています。この絵はここで祈る人々の姿に着想を得ました。右上には青白い光があり、中心に十字架を掲げる人がいます。

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  4. 祈りの油彩1~未体験画家が描く戦争

    この作品は、縦55cm、横75cm。赤みがかる空の下を人影がうごめく。2010年に手がけた。画題はつけていない。被爆して焦土となった長崎の街や大地を思い描きました。惨禍の中でも、人々が懸命に生き抜こうとしている姿です。

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  5. 第2回「風頭平和美術展」開催中

    梅雨明けと共に厳しい暑さがやってきました。皆様お元気ですか?このような状況の中ですが,8月1日より風の大地美術館では、第2回「風頭平和美術展」を開催中です。なかなか美術館へも来館いただけない状況ですので,ホームページにて作品を紹介していきます。

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