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「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」世界文化遺産登録1周年記念展

風頭公園のあじさいがきれいな季節になりました。

6月から始まる展覧会についてお知らせします。

世界文化遺産登録から一周年を記念し,12の構成資産の集落や歴史に焦点を当て表現した作品を展示しています。

今回は,教会を描いた作品だけではなく,特に,「原城跡」,「五島の江上地区」「平戸の聖地と集落」の中江の島や春日集落,

外海地区の温石の石など,ウエダが新たに現地に赴き制作した近作も展示しています。

当時の潜伏キリシタンや宣教師が沈黙しながらも,静かに祈り続けたことを思いながら制作しています。

ウエダの先祖は,江戸末期,外海地区から海を渡り五島へ向かった潜伏キリシタンです。

展示作品を通して,長崎の世界文化遺産について少しでも関心を持っていただければ幸いに存じます。

ご来館お待ちしています。    上田佳那衣

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