厳しい暑さが続いていますが、皆様お元気でしょうか。7月後半から8月前半にかけて，「風の大地美術館」や市内の学童クラブ，幼稚園等で，館主ウエダ清人講師の元，夏休みの絵画教室や工作教室を行い，忙しい毎日を過ごしています。また今日8月4日より五島市の「歴史観光資料館」にて，五島市の教会を中心とした「ウエダ清人絵画展」が行われています。

さて「潜伏キリシタンの歴史を訪ねて」の第2期として，8月4日より作品を入れ替え，今回の世界遺産登録の構成資産である「天草の崎津集落」「平戸の聖地と集落」に焦点を当て，「平戸と天草地方の教会展」を開催しています。今回は，天草地方の崎津教会や大江教会，また平戸市の田平教会や山間にある小さな教会などを中心に展示しています。

この猛暑で，美術館を訪れる方々も少ないのですが，そんな中，汗だくになって美術館を訪れてくださる観光客の皆様がいます。本当にありがたいことと思います。「潜伏キリシタンの歴史を訪ねて」の企画は，10月初めまで開催予定です。お暑い中ですが，お時間と体力があられる方はぜひお出かけください。冷たいお茶を準備してお待ちしています。まだまだ暑さは続きます。お元気で夏を乗り切ってください。

上田佳那衣