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「聖なる教会を訪ねて」ウエダ清人展

10月になりました。移りゆく季節秋を感じながら,新しい展覧会が始まります。この展覧会は,当初6・7月に世界文化遺産登録2周年記念展として企画していましたが,新型コロナウイルスの流行に伴い延期していました。感染も随分落ち着き,コロナと付き合いながらも日常を取り戻しつつあります。気候のよいこの季節,ぜひ「風の大地美術館」へウォーキングを兼ねてお出かけください。

2018年に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産として登録されて今年で3年目となります。ウエダの先祖は潜伏キリシタンとして,江戸末期に外海地区から新上五島町に渡っています。ウエダは先祖のルーツを訪ね,外海地区,五島列島,平戸島等の教会を訪ね,5年間にわたり制作しています。今回は,これまで紹介されることが少なかった島々の教会に視点をあて展示します。島の小さな教会では,今も変わらずずっと信仰が続き,信者によって祈りがささげられています。 今回は3回に分けて,約100点を展示します。       上田佳那衣

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