今日は久しぶりの雨です。この頃の雨は「花散らしの雨」というそうです。3年ぶりに開催された風頭公園の「桜まつり」も盛況に

終わりました。風の大地美術館にも、花見に来られた方々がたくさん立ち寄ってくださいました。

今は先月に引き続き「青春と今」展を開催しています。

この作品は、ウエダにとってはめずらしく、赤い大地を意識して描いた作品です。大地の中に古代の女性を登場させ、

壁画風にまとめられた作品です。この後ウエダは、長崎の原爆をテーマにした「大地の声シリーズ」を集中的に描き、

西日本美術展、上野の森絵画大賞展などで受賞し、大型作品を意欲的に制作した時期につながります。ウエダが32歳の時です。

佳那衣