ブログ

坂本龍馬像広場で『菜の花忌」がありました

長崎菜の花忌は,毎年2月12日の司馬遼太郎氏の命日(平成8年2月12日没)近くに,その文学の顕彰と氏のお人柄を偲ぶ

集まりです。平成10年2月1日に全国で初めて司馬さんの文学碑として除幕した「司馬遼太郎『竜馬がゆく』文学碑」(亀山社中ば生かす会)の前で式典が行われました。毎年この菜の花忌では,長崎市立伊良林小学校の6年生が,司馬遼太郎氏の作品を朗読してくれます。今年も9名の6年生が,「21世紀へ生きる君たちへ」という作品を朗読してくれました。「人間は自然によって生かされているということ,自然こそ人間の生き方の不変の価値であること,人間は助け合って生きている,やさしさ,おもいやり,いたわりは人間が生きていくうえで不変のものである・・・・・。」21世紀に生きる私たちへの氏のメッセージを、素晴らしい朗読でしっかりと伝えてくれました。朗読の後,参加した皆さんで文学碑に菜の花を献花しました。風は冷たく感じましたが,長崎港を見下ろす龍馬像の前で,とてもさわやかなひと時を過ごすことができました。

佳那衣

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る

Copyrighted Image