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10.102025
岩永勉展 「時の扉」

この作品は、まず構成のすばらしさがあります。円と直線を巧みに構成し、画面に静かに誘い込むような効果を出しています。色彩はダークな直線の画面の中に、鮮やかな薄紫の色彩が表れ、円で構成された色彩は極めて繊細で、時計のようでもあります。時の扉が開かれその中に入り込んでいくような作品です。私は岩永勉氏の作品を見るとき、いつも、形や色彩の美しさに引き込まれます。この美術館の展示場が、時の記憶、岩永勉ワールドになっています。ぜひ多くの方にご観覧いただきたいと思います。
21日までなので、時間を見つけてお出かけください。
佳那衣 記
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