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壱岐ゆかりの芸術家 ウエダ清人展「悠遠の旅人・壱岐」開催中

海を渡り、遠い長崎県壱岐市でのニュースをお知らせします。

この度、壱岐市立一支国博物館の特別企画展として、壱岐ゆかりの芸術家 ウエダ清人展「悠遠の旅人・壱岐」

が4月28日より6月25日までの2か月間、当博物館にて開催されています。ウエダは2005年~09年の4年間

壱岐市立沼津中学校に勤務しました。この4年間は、ウエダの長い絵画人生で最も充実した時間でした。制作の基本テーマである

「大地シリーズ」をはじめ、壱岐の壮大な自然と深い歴史に感銘を覚え、それを学ぶことで自身の美術家人生の根幹が定まっていきました。

壱岐の古墳群、奇岩、特に弥生時代の遺跡「原ノ辻遺跡」からは、絵を制作する上で大きな影響を受けました。この壱岐での4年間に

じっくり現場に腰を据えて描き上げた25点余りの作品を、この度一支国博物館の企画により、一堂に展示しています。

博物館を訪れる多くの方々にご観覧いただき、壱岐の美しさ、空気感、海や空の青など少しでも感じていただければと思います。

                                           記 佳那衣

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